プロを目指す人のためのRuby入門<改訂2版>を読んで

プロを目指す人のためのRuby入門<改訂2版>を読んでの感想を書きます。

プロを目指す人のためのRuby入門[改訂2版] 言語仕様からテスト駆動開発・デバッグ技法まで (Software Design plus) | 伊藤 淳一 |本 | 通販 | Amazon


良かったところ

本書は分量も多く、内容自体も私を含めてプログラミングおよびRuby超初心者の人には初読で頭にスラスラと入ってくる類の本ではないです。

著者は「本書を最後まで読み切るコツ」と題して以下のColumnを書いてくれています。

 

(前略)

これまで他の言語で豊富な開発経験があったり、すでにRailsアプリケーションの実務経験があったりする人ならまだ理解しやすいかもしれませんが、プログラミング歴そのもが浅い初学者の方はかなりしんどいと思います。

 そういう場合は「これを全部理解しなきゃいけないのか」と考えるのではなく、頭の中にインデックス(索引)だけ作って、どんどん読み進める読書スタイルにチェンジしてください。インデックスを作るというのはたとえば、ほかの人が書いたコードを読んでいるときに”yield”というキーワードを見かけたら「yield? あ、そういえばあの本に書いてあったな」と思い出して、本書を読みかえせるようにしておくことです。文章を読むだけではピンとこない内容も、実際にそれを必要とする場面が出てきたら自分の経験と本の説明がきれいにリンクし、自分の知識としてしっかり頭の中に刻み込まれるはずです。

(後略)

(本書P.20より)

 

私自身、このアドバイスに従い読みました。

 

また、本書には著者のお人柄が色濃く反映されていて難しい概念も極力わかりやすく、とことん丁寧に説明しようという姿勢が強く伺えます。

個人的にはユーモアが随所に散りばめられているのも好感が持てました。

 

 

 

学んだこと

私が特に印象に残った箇所は「正規表現」についてです。

正規表現」という言葉だけは知ってはいたものの詳細については全く無知だったため、とても学びがありました。

また、途中で著者お得意のユーモアが炸裂する箇所があるのですが、それは読んでのお楽しみ。
ちなみに、なまぐさな私はドキッとさせらたと同時に著者の読者への愛と親切心を感じました。

 

 

 

難しかったこと

正直申し上げて、超初学者の私には大量の未知の情報を前にして大半が難しく、理解度は10%に達しているかも怪しいです。

 

 

まとめ

先述したように頭の中に最低限の「インデックス」を作ることができたかとは思います。

これから実践(アウトプット)するにあたって、リファレンスとして何度も読み返すこととなるでしょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

参考文献

 

プロを目指す人のためのRuby入門[改訂2版] 言語仕様からテスト駆動開発・デバッグ技法まで (Software Design plus) | 伊藤 淳一 |本 | 通販 | Amazon