現場で使える Ruby on Rails 5速習実践ガイドを読んだので感想を書きます。
良かったところ
正にタイトルの通りの本です。
Ruby on Rails 5をスピーディーに総覧的に概観でき、尚且つ実践的で具体的なコードを見ながらハンズオン形式で学ぶことができます。
また、Rails初学者がサーッと軽く通読してRailsがどのようなものかを大掴みするような読み方もできますし、中級者以上の方がリファレンスとして手元に置いておき都度読み返すという使い方もできる本かと思います。
説明は広く深く、懇切丁寧です。Rails本体はもちろんのこと、Rubyの基礎レベルからの解説やRailsに関係する周辺知識も取り扱っています。
個人的に驚いたのはGit、GitHubを説明する項目まであり、専門書を上回るほど簡潔明瞭にイラストを交えながら説明されていたことです。
Git、Githubが苦手な私としては非常に嬉しかったです。
全体的に「微に入り細に入り」という言葉がピッタリな本です。
残念だったところ
これは致し方ないことなのですが、出版年が2018年と古く最新のRails 7に対応していない点です。
内容自体は非常に素晴らしいのでRails 7に対応した改訂版の出版を個人的に強く求めたいです。
学んだこと
私はこれから所属スクールの課題としてRuby on Rails 7と深く付き合うことになるのですが、その予行演習のような感じで読みました。
Railsというフレームワークというものが「All in One」という言葉を想起させる程、何でも入っていて何でもできるものなのだと改めて知りました。
まるで幼少期に「怪獣大百科」を夢中で読んでいたような感じでこの本を読み、1人で興奮していました(笑)
今は早くRailsをイジり倒したい気持ちでいっぱいです。
難しかったこと
Rails自体が巨大でそれなりに複雑なフレームワークなので初学者が簡単にスラスラと理解できるものではないかもしれません。
私も一読しただけでは全体像をフワッと掴めたかな、といったところです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!