RESTについて簡単に説明します。
REST(Representational State Transfer)は、分散型ネットワーク上でのリソースの状態を表現し、操作するための軽量な通信アーキテクチャの一つです。
RESTは、シンプルで拡張可能な原則に基づいており、HTTPプロトコルをベースにしています。
RESTはステートレスであるため、各リクエストは独立していて、それぞれが必要なすべての情報を含んでいます。
REST API(Representational State Transfer Application Programming Interface)は、分散型のネットワーク環境で情報をやり取りするためのソフトウェアのインターフェースです。 RESTの原則に基づいてデザインされ、HTTPプロトコルを利用してクライアントとサーバーの通信を行います。 REST APIでは、リソース(例: データやサービス)に一意な識別子(URI)が与えられ、HTTPメソッドを使用してそのリソースに対する操作を定義します。 主なHTTPメソッドとしては、GET(取得)、POST(作成)、PUT(更新)、DELETE(削除)などがあります。 これらのメソッドは、それぞれCRUD(Create、Read、Update、Delete)操作に対応します。
以下に、「movie」リソースに対するCRUD操作のURIとHTTPメソッドを定義した表を示します。
URI | HTTPメソッド | 操作 |
---|---|---|
/movies | POST | 新しい映画を作成(Create) |
/movies/{id} | GET | 特定の映画を読み取り(Read) |
/movies/{id} | PUT | 特定の映画を更新(Update) |
/movies/{id} | DELETE | 特定の映画を削除(Delete) |
ここで、{id}は特定の映画を識別するためのプレースホルダーです。 具体的な映画のIDに置き換えて使用します。 このように、REST APIは直感的で一貫性のあるインターフェースを提供し、ウェブサービスの開発を容易にします。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。 ではまた👋
参考文献